Citrus-brined Roasted Chickenハーブとシトラスのローストチキン
日本のクリスマスディナーのメインといえばローストチキン。クリスマスパーティーにローストチキンがあると、それだけでテーブルが豪華でフェスティブな雰囲気になります。
クリスマス時期になると一般的なスーパーマーケットでも生の丸鶏を販売していたりと、最近は丸鶏も非常に手に入りやすくなりました。クリスマス以外の時期はなかなか店頭では見かけないので、ネットで購入したり、あるいは、コ○トコなどの、海外大型スーパーなどでの購入が必要となりますが…。
「丸鶏のローストは手間がかかり大変そう」というイメージがあるかもしれませんが、時間はかかれど、手間はさほどかかりません。
お肉をジューシーにするには、ローストする前に必ずブライニングすることをおすすめします。ただ、このブライニングが曲者で、よく目にするウェットブライニング(鶏を塩や砂糖の入った水につけておくブライニング)だと、丸鶏が入る大きさの容器に大量のブライン液と丸鶏を入れ、冷蔵庫で1日漬け込むなどというプロセスが発生します。重たいうえに、冷蔵庫のスペースを大きくとってしまうという難点もあります。また、水に漬け込んでいるため、ローストした際の皮のパリッと感が感じられず、また、肉もジューシーというより、なんだか水っぽく感じるような気もします。
このローストチキンのレシピでは、ハーブとシトラスのシーズニングを使った、水を使わないドライ ブライニングをご紹介しています。ドライ ブライニングのおかげで、皮はパリッと、肉はハーブやシトラスの香りとうまみがしみ込んで、香り・味わいともに豊かでジューシーなローストチキンができます。
このローストチキンをパーティの主役にすれば、家族や友人もきっと喜ぶはず。
もちろん、クリスマスに限らず Sunday Roastにもどうぞ。
Ingredients
[ 2~3人分 ]
- 丸鶏 1羽(1.2kg程度)
- セロリ 1/4本
- タマネギ 1/2個
- ニンニク 1片
- バター 60g
[シーズニング]
- 粗塩 大さじ3/4
- フレッシュローズマリー 1本(茎を取り葉をみじん切り)
- フレッシュタイム 1本(茎を取り葉をみじん切り)
- セージの葉 1枚(みじん切り)
- レモン1/2個の皮を削ったもの
- オレンジ1/4個の皮を削ったもの
- ベイリーフ 1枚
- コリアンダー(粉末) 小さじ1/2
Memo
シーズニングに使用したレモンとオレンジ(皮を削ったもの)は、チキンの詰め物として利用するので、捨てずに置いておくこと。
Instructions
[下準備]
※丸鶏が冷凍されている場合は、下準備を開始する前に完全に解凍しておくこと。
- 腹部にネックや臓物が入っている場合は取り除く。流水で丸鶏の表面や腹内部などよく洗い流し、キッチンペーパーで表面、腹内部の水分を丁寧に取り除く。
- シーズニングの材料をフードプロセッサーに入れ、数回ボタンを押して材料を混ぜ、粗目の状態になったら丸鶏の表面(全面)と、胸・モモ部の皮の下・腹の中にも丁寧にすり込む。足をタコ糸で縛っておく。
- 丸鶏をバットに入れ、ラップはせずにそのまま冷蔵庫で1日置く。 こうすることで、皮の表面が渇き、ローストした際に皮はパリッと、身はジューシーに仕上がる。
※生鶏が冷蔵庫の他の食材に触れないように十分気を付けること。
[ロースト]
チキンは焼き始める30分前に冷蔵庫から取り出し、室温に戻しておく。
- オーブンを200℃に予熱しておく。室温に戻して柔らかくなったバターを、鶏表面と、皮の下にまんべんなく塗る。セロリ、タマネギ、レモン、オレンジ、ニンニク(軽く叩いてつぶしたもの)をチキンの腹部に詰める。
- ロースト用のバットにロースティングラック(なければアルミホイルを長い棒状に丸め、渦巻き状にしたもの)を置き、その上にチキンを胸部を上にして乗せる。
こうすることで、チキンの下からも熱が入りやすくなり、焼いた際の肉汁がチキンと接することなく、下に落ちる。 - オーブンに入れ1時間焼く。焼き始めより30分後にチキンをオーブンから出して、バットにたまった肉汁と脂をスプーンですくい全体にかける。オーブンにチキンを入れ直す時は、方向を変えて満遍なく焼けるようにする。
- 表面に焼き色がつき、焼きあがったらオーブンから取り出し、全体にアルミホイルをかぶせて15分程度室温で休ませてから、切り分けサーブする。
Tips
鶏の皮の下にシーズニングをにすり込む際は、内臓などを取った空洞付近から、スプーンを皮と身の間に滑り込ませて、前方(胸)のほうまで皮と身が離れている状態にしておく。スプーンを強く入れすぎて皮を破ってしまわないように、スプーンはゆっくりと滑らせること。
オーブンの大きさによっては、ローストの際にチキンの上部が焦げやすくなることがあるため、アルミホイルなどで上部をカバーして、全体が均一にローストされるようにする。
焼き上がりの目安は、モモの肉厚の部分に竹串をさして、透明な肉汁が出てくるかを確認する。